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なんで?からどうする?へ

3.研修・セミナー 2025.4.25

今日は行動思考について紹介しようと思います。人によって、物事を前に進められる人とそうでない人がいると思います。その人たちの違いの1つ、かもしれないことについてお話していこうと思います。読解力がバグる言い方している気がします。

心理学者ヤーコブ・トローベとニラ・リーベルマンによる行動思考の実験

被験者に次のようなお願いをします。

・簡単なアルバイト
二元の行動に関する調査のため、アンケートの協力をお願いしています。3週間以内にアンケートの回答を送ってくれた方には謝礼を差し上げます。

そしてこのアルバイトに応募してくれた人を二つのグループに分けます。アンケートの回答の前に以下のことをやってもらいました。

Aチーム
・日記を書く
・銀行口座を開く
・旅行をする
などの10個の行動を見せ、「これらの行動を人はなぜするのか」その理由を書いてもらいました。

Bチーム
・日記を書く
・銀行口座を開く
・旅行をする
などの10個の行動を見せ、「どのようにすればそれができるか」具体的な手順を書いてもらいました。

心理学者ヤーコブ・トローベとニラ・リーベルマンによる行動思考の実験結果

Aチームの被験者より、Bチームの被験者の方が平均10日も早くアンケートの回答を送った。
このことから、理由を考えていると行動力が鈍り、何をすべきかに意識を向けると行動が早くなることが分かりました。

心理学者ヤーコブ・トローベとニラ・リーベルマンによる行動思考の実験結果を経て

このことを利用した行動変化の一例として、「週1回部屋の掃除をする」と予定を立ててカレンダーに入力してみたものの上手くいかなかったが「水曜日の朝起きたあと、掃除機を手に取る」と具体的な時間手順をカレンダーに入力することで上手くいったらしいです。
面倒なことや嫌なことに直面すると「なんでこんなことしないといけないんだ」と思ってしまいますよね。それがちゃんと罠で、面倒なことにさらに時間がかかるという悪循環が出来上がってしまいます。ただ、このことに気付くことができれば手順のことを考えようと気持ちを切り替えることができそうです。思い返せば、学生の時も「なんで宿題やらないといけないんだ」って考え出してなかなか手が付けられなかった思い出があります。
理由を考えていい理由が見つかることでその状況から脱することが出来て、さらにその状況から脱することが自分のためになるのであれば一生懸命考えたほうがいいと思います。ただ大体そういうときはそういう風にはならないものだと思うので、気持ちを切り替えて終わらせられた方がきっと良いですよね。そのためにも、手順を考えると早く終わるんだ、という知識がきっかけになってくれそうな気がします。

終わりに

なんでこんなことを~という場合じゃなくても、習慣化したいことやタスクなども予定と一緒に具体的な手順も加えると良さそうですね。開始時間だけじゃなくどこからどのペンを出す、本棚から本を出してリビングで読む、など「そうすればいい」状況をイメージできるように記しておくともっと良いと。ぜひ試してみてください。私もやってみようと思います。

さて、全く関係ないのですが、
1900年から1920年まで綱引きはオリンピック種目だったらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
運動会で定番の種目なのは関係があるんだろうか。

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