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冬のメンタル注意報

3.研修・セミナー 2024.12.6

昨今さまざまな病気が流行っていますね。新型コロナもインフルエンザも今年はマイコプラズマ肺炎も流行っているようです。そんな冬はメンタルも気をつけないといけない季節です。ひどくなってしまうと季節性感情障害という病気にもなってしまうようです。今日はそのお話をしてみようと思います。

季節性感情障害

季節性感情障害とは、1980年台に精神科医のローゼンタールらによって「冬季うつ」として初めて報告されたようです。冬季うつとは、秋から冬頃になるときまって気分が落ち込んでしまうものの3月ごろになると良くなるというパターンを繰り返す疾患です。明確なうつ状態がある冬季うつ病、比較的軽度のものを一般的にウィンターブルーと呼ぶそうです。中には、春から夏にかけてかえって気分が高揚し、冬のうつ状態と夏の躁状態を繰り返すタイプもあります。
古くから人間の気分は季節に影響を受けると言われてきましたが、1980年代になり季節性感情障害(Seasonal Affective Disorder)として医学的に認知されるようになりました。SADと略されるようです。

季節性感情障害の症状

過眠、過食、体重増加、意欲低下、倦怠感などの症状が多いようです。
過眠は睡眠時間の延長と日中の眠気の増加が同時に起こってしまうようです。寝てるのに眠いみたいな。過食については炭水化物に対して特徴的で(炭水化物飢餓といわれるほど)、白米やパン、パスタの他にチョコレートなどの菓子類を好み、午後から夜にかけて増強するといわれます。
ただ冬自体に過眠過食傾向はあるようです。季節性感情障害だとより症状が大きくなってしまうんですね。

季節性感情障害の原因

冬季うつの原因としては日照不足が考えられているようです。冬は昼が短いですからね。日照が少なくなる冬期に現れること、冬季うつの有病率が高緯度地域ほど多いこと、さらに強い光を一定の時間浴びる高照度光療法が治療として有効であることがエビデンスらしい。
この日照不足により、気分に関係するセロトニン神経系機能に異常をきたすことや概日リズムという体内時計の乱れが引き起こされることが発症に関係しているみたいですね。
季節性感情障害は20歳代前半に多く、女性の方が男性より4倍かかりやすいといわれています。
欧米では1%~10%の人の有病率と報告されています。日本で行われた調査では一般人口の約2%に冬季うつが疑われました。また、有病率には地域差があり、冬季の日照が極端に少ない北欧などの高緯度地域では高頻度でみられます。

終わりに

太陽の光はとても大切だというのは知っていますが、こんな病気も引き起こしてしまうことには驚きました。そうならないためにも意識的に太陽の下に出ることは大切ですね。良いことしかないかもしれない。

さて、全く関係ないのですが、
とあるテレビ局は「ゴールデンウィーク」という言葉を使わないらしい。
以上、越智でした。

@余計な一言@
なんで使わないんだろう。

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