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バランス理論

3.研修・セミナー 2023.7.28

今日はバランスについてお話しようと思います。
歳を重ねるごとに結局バランスじゃね・・・?みたいな気分になっています。行き過ぎもダメだけど、行かなすぎもダメよね、みたいな。丁度いいってすごく快適だと思いますが、これはバランスがとれているということだと勝手に思っています。

バランス理論

バランス理論とは

アメリカで活躍した心理学者のハイダー,Fが1958年に提唱した理論です。自己(P)と他者(O)と物事(X)の関係性を扱うためP-O-X理論とも言われるようです。
これは、人間はバランスがとれた状態の方が気持ちが良くて、バランスが取れないとバランスがとれるように何とかしようとする、そんな理論です。
自己・他者・物事の三者関係(自己と他者、自己と物事、他者と物事)について好意的なら+(プラス)、非好意的なら-(マイナス)で表し、その三者関係の積(かけ算の答え)がプラスならバランスがとれている、マイナスならバランスがとれていない、ということのようです。

例えば
自分 – 友人 – 音楽、という三者関係があるとしましょう。
自分は友人が好きで音楽も好き。
友人は音楽が嫌いだとしましょう。
・自分は友人が好き→プラス
・自分は音楽も好き→プラス
・友人は音楽が嫌い→マイナス
プラス×プラス×マイナス=マイナスですよね。
この状態は積がマイナスでバランスが取れていない状態です。その友人と音楽のこととなるとなんだか気まずかったり居心地が悪くなってしまいますね。なんとかしたいな〜、と思ってくると思います。

バランスが取れていない時の対処法

バランスが取れていない時の対処法は大きく3つあります。
1.物事に対する態度を変える
2.相手に態度を変えてもらう
3.自分が態度関係を変える

先の例だと
1.物事に対する態度を変える=友達に影響されて、音楽を聞かなくなる。
2.相手に態度を変えてもらう=友人に音楽の魅力を虎視眈々と説明説得し友人に音楽を好きになってもらう。
3.自分が態度関係を変える=そんな友人はもう嫌いです。
このようにプラスをマイナスにしたり、マイナスをプラスにしたりして、最終的な積がプラスになるように、なんとかしてバランスを保てるように対処していくようです。

バランス理論の例

父親不在による影響であまり良い環境とはいえない状況のシングルマザーのご家庭がありました。そこでバランス理論を用いて、母子関係をプラス、父子関係をプラスにすることで、子・母・父の三者関係が良くなり父と母の関係が良くなった〜みたいな事例もあるようです。
これの反対の例ですが、子どもにとっての夫婦喧嘩ってつらいですよね。経験がある方も多いのではないでしょうか。
これは、子どもはお父さんもお母さんも好き。でもお父さんとお母さんが喧嘩してマイナスな状態。プラスプラスマイナスの積でマイナスなので、これはバランスが取れていない状態です。ちょっとしんどいですね。例えば、子どもがパパイヤイヤ期だったなら、そんなことないんだと思うんですよ。いや、しんどいのかな。お母さんとパパイヤ!って盛り上がれたりするかもしれないです。

なんだか不安定だなーとか居心地悪いなーというときは、相手と物事を分析してみて積がプラスになるように立ち回ることが出来ると良い感じになれるかもしれないですね。

さて、全く関係ないのですが、
慣用句に目から鱗が落ちるとありますが、へびは本当に目から鱗がおちるそうです。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
目から鱗が落ちる情報ですね!

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