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競争相手

3.研修・セミナー 2023.1.28

今回は競争相手について。誰と競争するかによって生まれるものが異なるようです。
今日はそんなお話をしようと思います。

競争相手

競争の実験

・心理学者ルース・バトラーの実験

中学生を2つのグループにわけて、
Aチームには「他の学生と比べて評価する」
Bチームには「あなたの成績の上がり具合を見て評価する」と伝えました。

すると、テストを何度か繰り返すうちに、Bチームの方が良い成績を納めるようになりました。
他人と競争するより、自分自身と競争したほうが成績が上がりやすいということですね。

・エイムズの実験

被験者である男の子たちに、二人一組になって課題を解いてもらいました。そして課題を解き終えるたびに、二人の成績が読み上げられます。
Aチームには、
「成績が良かった方が勝ち。勝った方にはごほうびをもらえる」と伝えます。
Bチームには
「勝ち負けは無し。二人には研究に協力してくれたごほうびをあげる」と伝える
という実験を行いました。

自分の成績はどうだったか、と振り返ってもらったら・・・
Aチームの子は、自分の能力や運と結びつけた子が多かった。
Bチームの子は、自分の努力と結びつけた子が多かった。

他の人との競争は過信が生まれやすく、自分との競争は自信や意欲が生まれやすいということですね。

競争することで

自分が誰かにどう見られるのかをモチベーションにすると、相手が満足する点数を取ればそれでいいと考えてしまいます。
競争することでお互いを高め合うことが出来るという側面も確かにあると思います。ただ、競争は勝敗の結果が出た後が問題になるということですね。競争に勝つと、ら、自分は出来るじゃんすごいじゃん、と過信しやすくなってしまう。逆に負けてしまうと、自分は出来ない人間だ・・・自分は運が無い・・・と自信喪失してしまう。
競争中はいいかもしれないですが、結果が出てしまうとどちらに転んでも良いとは言えないかもしれないです。
ただ、ポケモンのサトシとシゲル(でしたっけ?)みたいにずっとライバル!みたいな関係ならいいのかもしれないですね。結果が一生出ないので。出たとしてもすごく長い間の切磋琢磨があるわけなので、競争の勝ち負けで過信や自信喪失があったとしても、結果プラスに転がると思います。

とはいえ、やはり自分自身と競争し続ける方が、どんどん自信が付いてどんどん意欲がわいてイイコト尽くしのように思えます。

さて、全く関係ないのですが、
「?」このマークは、猫がしっぽをあげながら動くものに近づいていく状態をあらわしているらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
モチベーションの維持がむずかしいかも。
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