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ラポールの形成

3.研修・セミナー 2023.6.9

今日は聞いたことが無い人も多いラポールについてお話しようと思います。
お菓子屋さんのことじゃないです。

ラポールの形成

ラポールとは

もともとは心理学用語であるラポールは、フランス語のRAPPORTが語源で橋を架けるという意味です。心が通じ合い安心して受け入れることが出来る状態、つまり信頼関係のことです。
医療業界やビジネスシーンでもラポールの形成を~みたい使う機会も増えてきているようです。

ジョハリの窓

アメリカの二人の心理学者が提唱した相互認識の考え方で4つの窓があります。
・解放の窓
自分も相手も認知している「自分」
・秘密の窓
自分は認知しているが、相手は認知していない「自分」
・盲点の窓
自分は認知していないが、相手は認知している「自分」
・未知の窓
自分も相手も認知していない「自分」

ラポールは信頼関係という意味ですが、安心して相手を受け入れる、というような側面もあります。
そのため、ラポールの形成が進むと秘密の窓に属する自分を解放してくれるようになるようです。
「あなただけに教える私の秘密」とか言われるとコロッといっちゃいませんか?そういうことです。

ラポール形成のテクニック

・ミラーリング
私のブログではちょくちょく登場するあのミラーリングです。
相手の動作を真似すること。声の大きさや話すスピード、表情や目線、姿勢やジェスチャーなど。
ミラーリングを取り入れることで、親近感が増しラポール形成の助けになります。

・ペーシング
これもちょくちょく登場しますね。相手のペースに合わせることです。
ミラーリングに似ていますが、テンポ感を合わせるのが大切です。
話すスピード、動きのスピード。また、テンション感など。
理解してもらっているような感覚を与えられるため、ラポール形成につながります。

・キャリブレーション
キャリブレーションとは校正する、調整するという意味です。
心理学では、相手の言葉以外の情報を観察し、相手の状態を認識するためのスキルらしいです。
相手の心理状態を正しく認識せずにコミュニケーションを取ってしまうと、ラポールにはつながりません。雑に言うと空気を読んでコミュニケーションをしましょう、ということですね。
相手が納得してなさそうなら追加説明を行ったり、疲れていそうなら労いの言葉をかけたり端的に済ませるようにしたり。大切ですね。

・バックトラッキング
いわゆる「オウム返し」のこと。相手が言ったことをそのまま返すテクニックです。
これのコツは言い換えを使うのではなく、相手の言葉をそのまま返すこと。
そうすることで、自分のことを理解してくれている、と思わせることが出来るようです。
話を聞いている感もあって一石二鳥かもしれません(?)

終わりに

相性が合う相手ならラポール形成も楽だと思います。ただ合わない相手でも仕事上信頼を得たい・・・!という場面もたくさんあると思います。そういう時は、こういうテクニックを利用してコミュニケーションとってみるのもいいと思います。

さて、全く関係ないのですが、
地球上に存在するアリと人間の総体重はほぼ同じらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
つまり私はアリ。

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