学習性無力感
「どうせだめなんだ」という考え方感じ方を学習性無力感といいます。
今回はこの学習性無力感の実験についてです。
学習性無力感
学習性無力感の実験
被験者をA・B・Cの3チームに分けて、それぞれの条件下で音楽を大音量で聞かせる。
Aチーム・・・ボタンを押せば音楽を止められる
Bチーム・・・音楽を止めることは出来ないし、音量を下げることもできない
Cチーム・・・音楽は流れない
そして翌日も、音楽を大音量で流すが、今度は手を少し動かすだけで音楽が止まるようにした。
学習性無力感の実験結果
翌日、音楽を大音量で流したときの反応について
Aチーム・・・手を動かすと音楽が止まることにすぐ気づいた
Bチーム・・・3分の2の人たちは何もしようとしなかった。
Cチーム・・・手を動かすと音楽が止まることにすぐ気づいた
Bチームの手を動かした3分の1の人たちは楽観主義者で、挫折しても克服できる、と信じている人たちだった。
学習性無力感の実験結果を見て
1度だめだっただけで、上手くいく可能性があるにもかかわらず、諦めてしまう。割とあるあるじゃないですかね。これが苦手に繋がっていくような気もします。
個人的にこれがいい方向?に働いた例もありまして、大学生の時に友達と初めてパチンコにいったんです。5千円くらいにぎりしめて期待を胸に。まっっったく当たらなくて、二度とするかぁ!ってなりました。こういうことですね。
1度じゃなくて、何度も失敗しての諦めということなら分かる気もしますが、それでも次は上手くいく可能性はあるはずなんですよね。ただそのやり方が間違っているとか、そもそも何か勘違いをしているとか、成長段階的にもう少し期間が必要だったりとか。そういうのももちろんあるとは思いますが、メンタル的にそういう可能性を無視してでも諦めたくなるもんですよね。
諦めることが総じて悪いことかって言われるとそんなことないと思います。得意な人に任せて得意なことをする、とかいうのも大事。何より1度でも挑戦した結果ダメだったというトライがある時点で偉いと思う。諦めるのがもったいないかどうかは、その出来事がその人の人生においてどのくらい大事かによると思うんです。ただ逃げられないような諦めることを許されないような状況においては克服するしかないから、トライ&エラーの経験値は間違いなく大事。克服の仕方の経験値とか、克服することによって得られる自尊心みたいなものとか、そういうのも大事ですよね。
自分のメンタルと相談しながら~が結局いいのでしょうか。ムズカシイデスネ。立場状況にもよるだろうし。
終わりに
今回は、学習性無力感についてのお話でした。
具体的な解決策~みたいなのは特にないですが、そもそも成功か失敗かの2択ではないんですよね。だいたい失敗の1択で、その向こう側に成功があると思うんです。そのイメージを強く持てるかどうかが一番大切だと思います。
本当に大事なとき、本番など評価されるときは失敗か成功かの2択にはなりますが、だからこそ前もって練習やら準備をしていかなければならない。その練習やら準備では失敗の連続でその向こうに成功がある。その成功を常習させられるように、また練習や準備をして評価の場で成功させる。そういうもんですよね、何事も。
さて、全く関係ないのですが、
世界で最も多い名前は「ムハンマド」らしい。
男性スタッフの越智でした。
@余計な一言@
難しいけど人を頼ろう。人を頼るときは自分は素直になろう。
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