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1人じゃない方が

3.研修・セミナー 2024.9.6

まるで詩のような詞のようなタイトルですね。1人じゃなくて、他の人がいる方がうまくいくパターンもあれば、反対に人がいる方がうまくいかないパターンもあると思います。今日はそんなお話をしてみようと思います。

社会的促進とは

近くに他社が存在することで、個人の活動が促進されることがあります。例えば、スポーツ選手が観客の前でプレイすることでいつも以上の力を発揮することができたり、1人では続かなかった勉強が図書室にいき他人がいる空間で勉強するだけで続くようになったり、家での筋トレはすぐ辞めてしまうのにジムに行くだけで続けることができたり。
このような現象を社会的促進と言います。

社会的促進の活用

①勉強、仕事、練習、トレーニング
1人で集中してできるならそれで全く問題ないですが、勉強や仕事、練習やトレーニングなどなかなか手につかない時もありますよね。そんな時には、他者がいる空間で取り組むことで集中しやすくなります。実際、カフェや図書室で勉強や仕事に取り組むと集中できた経験を持つ人は多いと思います。練習やトレーニングも練習場やジムに行くことで集中して取り組みやすくなるそうです。

②新しい習慣を身につけるとき
新しい習慣をつけることは難しいですよね。1人では辞めてしまうことも多いと思います。運動やダイエット、勉強、読書などなど。このような新しい習慣を身につけるときも自分1人で取り組むより友人と一緒に始めるなど他人と一緒に取り組むだけでうまく行くことが多いようです。他人の目がある分、続けやすくなりますね。

社会的抑制とは

社会的促進と対照的に、他社が存在することで個人の活動が抑制されることがあります。例えば、プレゼンテーションの時に緊張して上手くできなかったり、発表会やテストで練習の時は上手にできたのに本番では上手くできなかったり。
このような現象を、社会的抑制と言います。

社会的抑制の対策

社会的抑制は起こりうる原因には自信と経験が大きく関わっているようです。自分に自信を持つこと、経験を積むことで社会的抑制の抑えることができるようです。
自信を持つためには、しっかりと練習をすることが必要です。何度も何度も練習しシミュレーションをすることで、自分で自分を説得しやすくなります。その説得が自信につながると思っています。さらに本番を意識し本番のように練習することで、経験値も少なからず得ることができます。経験を積むことは実践が必要なので練習だけでは賄えない部分はありますが、何度も実践を経験することで本番でもリラックスできる上に、何度も経験していることから自信にも繋がりやすいです。

終わりに

今日は他人が自分に与える影響についてお話してみました。要は人にいいところを見せたい!と思えれば個人活動が促進され、かっこいいところ見られたくないと思えば個人活動が抑制されるようです。一般的には、慣れている作業や環境では促進されやすく、慣れていない作業や環境では抑制されやすいらしい。自信も関係があることから、自己肯定感の高い人は促進を得やすく、自己肯定感が低い人は抑制を得やすいみたいですね。
自己肯定感の操作は時間がかかるので、しっかり練習することが社会的促進を得るために有効手段な気がします。

さて、全く関係ないのですが、
シャチの学名であるOrcinus orca(オルキヌス・オルカ)は冥界からの魔物という意味らしい。
以上、越智でした。

@余計な一言@
シャチこわっ

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