境界密度と人間関係
SNSなどのメインではないアカウントのことをサブアカとかいいますよね。趣味に特化したアカウントなどリアルなコミュニティとは一線引いたり、多趣味な人はそれぞれの趣味でアカウント運用していると伺ったこともあります。そして、このサブアカというのはメンタル的にも良いことがわかっているそうです。
境界密度について
自分が関わる人間関係にはいくつかのグループがあると思います。LINEグループとかでも分かれているもんなんですかね、ワカリマセンケド。
で、このグループ同士の関わりの程度を「境界密度」と呼ぶそうです。例えば大学時代の友人グループと会社の同期グループがあなたを介して交流があるなら境界密度は比較的高い状態と言えます。この境界密度が高い状態は人間関係の広がりという観点から見るとメリットといえるかもしれませんが、メンタル的にはデメリットもあるようです。心理学者バートン・ハーシュの調査で、境界密度が低くそれぞれが独立したグループであるほうが心にとってより良いということが分かっているようです。
境界密度が高い影響
まず境界密度が高いことは人間関係の広さから得られる仕事の広がりなどのメリットもあるはずです。なので一概に悪というわけではないです。ただメンタル的にデメリットもあるのでそのデメリットのお話をしようと思います。
例えば友人グループの数人が同じ職場で働いているとしましょう。これは自分自身にとっては境界密度が高い状態ですよね。そんなときに、友人グループに仕事で悩んでいると相談したとします。友人だから信頼して安心して相談できますよね。その人だから言えることもあります。しかしその友人は良かれと思って会社の上司にそのことを報告をしてしまいました。悩んでいるそうなのでお話を聞いてあげてください、みたいに。一見すごく良い人間関係に思えますが、相談した本人は「友人だから」相談したのに、悪意はないとしても「職場」に情報が渡ってしまいました。これはメンタル的にはあまりよくないのは想像しやすいと思います。こんな環境になってしまうと、悩み相談はしにくくなり様々な悩みを抱え込むようになってしまうかもしれないですよね。(もちろんめちゃくちゃ上手くいけば結果オーライになるかもしれないですが)
これが境界密度が高い影響です。こういう状況は境界密度が低ければ起こりようがないですよね。なので境界密度が低いことで安心して愚痴をこぼしたり相談することが出来ます。メンタル的にマイナスなできごとをアウトプットすることでメンタルが安定しやすいということのようです。
境界密度が低い世界をもつ
自分だけの閉鎖的な世界を作れるといいですね。例えば、趣味専用のSNSをつくる。つまりサブアカですね。オンラインゲームを始めてフレンドを作ってみるのも良いでしょう。昨今なんでもオンラインです。そのオンラインゲームにハマればそのSNSを作ってみるのも良いでしょう。X、インスタ、tiktok、それぞれ別の趣味で運用するのも面白いかもしれません。
終わりに
私も人間関係は広がれば広がるほど良いものだと思っていました。友達の和を広げる、仕事の和を広げる、など友達も増えそうだし仕事も増えそうなイメージがありました。それ自体はおそらく否定できないとは思いますが、愚痴や相談のことを考えると、そういうアウトプットできる場所がどんどん少なくなっているのは間違いないですよね。なんなら私もそんな経験があります。ただ私の場合は私が望んでしたわけではなく、リーダー的な存在が広げていった結果でした。今まであまり意識したことはなかったですが、良かれと思って広げた和が誰かの首を絞めてしまうことがあるということです。和を広げることは少しだけ慎重になっても良いのかもしれないですね。とはいえ、新しい和が出来るならそれに越したことはなさそうです。
さて、全く関係ないのですが、
カスタードクリームは拳銃の弾を受け止めるらしい。
以上、越智でした。
@余計な一言@
カスタードクリームをたくさん食べたら最強なのかもしれない。
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