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刀狩の心理

3.研修・セミナー 2024.6.28

刀狩は効果があったのか、と言う疑問がふと出てきました。加えて、武器と攻撃性についての記事も発見しました。なので、武器と攻撃性について紹介をしながら、刀狩が心理的にも効果があったのかどうかについてお話してみようと思います。

前に同じ内容書いてたのですが、上書き保存でなくなっちゃったので再度書くことにしました。内容少し変わってるかもしれませんが、言いたいことは同じです。

刀狩とは

刀狩(かたながり、刀狩り)は、日本の歴史において、武士以外の僧侶や農民などに、武器の所有を放棄させた政策である。
鎌倉時代の1228年(安貞2年)に、第3代執権北条泰時が高野山の僧侶に対して行ったものが、日本史記録上の初見で[1]、後に1242年(仁治3年)には、鎌倉市中内の僧侶とその従者(稚児、中間、寺侍、力者など)に帯刀を禁止する腰刀停止令を出し、違反者の刀剣は没収し大仏に寄付するとした[2]。また1250年(建長2年)に第5代執権北条時頼は範囲を拡大し、市中の庶民の帯刀と総員の夜間弓矢の所持を禁止した(『吾妻鏡』)[3]。
戦国時代には諸大名によって行われている[1]。天下を統一しつつあった豊臣秀吉が安土桃山時代の1588年8月29日(天正16年7月8日)に布告した刀狩令(同時に海賊停止令)が特に知られており、全国単位で兵農分離を進めた政策となった。
柴田勝家も、1575年から翌年にかけて越前国の一向一揆の鎮圧のために武器の奨励と没収を行ったことがある(後述)。
出典:フリー百科事典「ウィキペディア」

有名なのは豊臣秀吉が行ったものですよね。兵農分離を進めるために農民から刀を奪い一揆も起こさせないようにした〜みたいな。歴史で習ったような気がします。

攻撃の手掛かり

心理学者のL・バーコヴィッツは、攻撃行動を起こすには「攻撃の手掛かり」の有無が重要な決定要素であると述べています。攻撃の手掛かりというのは、攻撃を引き起こさせる存在のことで、例えば銃や剣など。銃や剣は攻撃行動と密接に結びついたアイテムですね。銃や剣を見ると自然と攻撃を連想する。そのため、怒りを感じた時に、近くにこうしたアイテムがあると怒りの解消と攻撃行動が結びついてしまい、実際に攻撃行動を起こしてしまうとのこと。

武器と攻撃行動の実験

最初にサクラによって怒らされた条件の被験者と特に怒らされていない条件の被験者を用意し、両方の条件の被験者に電気ショックでサクラに攻撃を行う機会を設けます。この機会を、電気ショックのボタンのそばに銃がある・ないなどの3つの条件に分類。

それぞれの条件で、被験者が何回サクラに電気ショックを与えるのかを調べます。

武器と攻撃行動の実験結果

・条件1  電気ショックのボタンのそばに銃がある、銃とサクラは無関係
怒りの被験者・・・5.67回
通常の被験者・・・2.20回

・条件2 電気ショックのボタンのそばに銃がある、銃とサクラが以前使用したもの
怒りの被験者・・・6.07回
通常の被験者・・・2.60回

・条件3 電気ショックのボタンのそばに銃がない
怒りの被験者・・・4.67回
通常の被験者・・・2.07回

怒っている怒っていないかかわらずに銃のあるグループの方が電気ショックを与える回数が多い結果となりました。つまり銃が攻撃の手掛かりとなって、被験者の攻撃行動が促進された、というバーコヴィッツの考えを裏付ける結果となりました。

終わりに

これを日常生活に活かそうというのは少し難しいと思います。ただ、鉄砲で人を撃つようなゲームをやっている人がそういうゲームをしているときに、口が悪くなる・態度が悪くなる、というのはよく聞きますね。これがそういうことなんでしょうね。人によっては出会うことは少ないかもしれませんが、そういうゲーム中に口が悪くなる理由がわかると、少し納得しやすいかもしれません。

さて、全く関係ないのですが、
髪の毛派1年に12cmも伸びるらしい。。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
意外と伸びないような気がします。

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