The Four Levels of Reading
今日は読書の4ステップについてお話しようと思います。
私もそうですが、読書ってなかなかできないんですよね。読みたいなぁ!とは思うんですよ。で、そのまま積まれていくという。
The Four Levels of Reading
The Four Levels of Readingとは
イギリスで医師の経験もあるYouTuberのAli Abdaal氏が提唱しているようです。チャンネル登録者数414万人。バケモノですね。
そもそも読書には、楽しむため・情報を得るため・理解するため、と目的によっていくつか分類されます。如何に目的があろうと、ついついスマホに手が伸びるご時世。そこで4つのステップがあるので、読書の姿勢を身につけていきましょうということらしいです。
The Art of Reading More Effectively and Efficiently
https://aliabdaal.com/read-more-effectively/
1.Elementary -基礎-
学校で読書を習ったときのように読んでその内容をしっかり把握すること。
重要なのは、速読をしないようにすることです。読書身についてない人あるあるだと思うのですが、眺めるように読んでしまって「ん、なんだこれ。意味わからん」みたいな。このレベル1では、ゆっくり読んでしっかり内容を把握しましょう、というところですね。
「効果的な読書を身に付ける前に読む速さを上げようとするのは、新しい知識を得る能力を損なうだけです。効率的に本を読みたい場合は、次のレベルの技術を身に付けてからスピードを上げていく必要があります。」とAbdaal氏は述べています。
2.Inspectional -精査-
このレベルでは、本の全体的な流れを理解し著者が描こうとしている全体像を把握してから読むこと。本の内容を掘り下げる前に、本の内容や要点を一度頭に入れておくべきだということらしいです。
そして、どうやらこのレベルには、「骨子」と「表面」の2つの側面があるようです。
「骨子」では、本のタイトルや帯、目次をざっと読んでその本が何について書かれた本なのかを把握します。次に、各章の序文と末文をチェックし、もし気になる見出しがあればそこも見ておきます。
「表面」では、考察や分析をせずにざっと流し読みします。
この2つを行うことで、その本が次のレベルに進むべき本なのかを吟味していく、とのこと。
読むべき本なのかどうかを吟味することについて、「時には、いい本なのに間違ったタイミングでそれに出会ってしまうことがあります。今は面白いと感じなければ、無理に読む必要はありません。いつでも戻ってきて、また読むことができるからです」とAbdaal氏は述べています。
3.Analytical -分析-
このレベルでは、本の中核的な内容を見つけ、著者の主張を評価することで、その本を徹底的を理解すること。そのためには、次の3つのポイントで本の核心を問う必要があります。
・その本は全体的に何を言おうとして書かれたものなのか?
・その本は具体的に何を言っているのか?
・それは少なくとも部分的には正しいのか?
このレベルでやることは、特に著者が問いかけていることや、逆に答えようとしていることに焦点を当てていきます。そして、著者の主張や考えを理解した上で、その内容が正しいのかを見定めていくようです。Abdaal氏は、著者の主張を理解する上でのコツとして、アメリカの哲学者モーティマー・アドラーの「自分が何を考えているか表現できない人は、たいていの場合自分が何を考えているか分かっていない人だ」という格言を引用しました。
4.Synoptic -シントピカル-
「シントピカル」とは、前述のアドラーによる造語で、異なる作品を比較して読むという意味です。
1~3のレベルでは特定の本、1冊のみのお話でした。ただこのレベルでは同じテーマを扱った別々の本がどのように結び付いているかを把握することで、その分野全体に対する理解を深めていくことのようです。
これには、特に関連性が高いと思われる本をリストアップし、リストに挙げた本をレベル3のステップまで読み込んでから、共通している主題をキーワードとして自分自身に取り入れます。そして、それらの本が扱っているテーマや答えを洗い出して、それぞれの著者の主張を吟味していきます。
Abdaal氏は、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズの「創造性とは、物事をつなぐことに他なりません」という言葉を引用して、「シントピカルな読書をすると、特定のテーマについてのアイデアが結び付いていきます。これは、創造的な解決策と真の洞察につながる強力な媒体として作用する、画期的なものです」と述べています。
5.終わりに
確かにこのレベルに沿って読書をすることが出来れば、多角的な知識がつき更に説得力も増すと思います。個人的に、一番ぐっときたフレーズは「時には、いい本なのに間違ったタイミングでそれに出会ってしまうことがあります。」ですね。こういう考え方はしたことが無くて、手に取った本が面白くなくても「面白くなかった本」になっちゃうんですよね。本に限らず言えることだと思いますが、とても素敵な考え方だと思いました。
これを機に読書に取り組んでみたいですね。
さて、全く関係ないのですが、
マチュピチュの初代村長は日本人らしい。
男性スタッフの越智でした。
@余計な一言@
明日の私は何をしているか。
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