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睡眠障害

2025.10.3

今日は睡眠障害についてお話してみようと思います。季節の変わり目は心身ともに崩れやすいので、しっかり寝たい日々です。そうじゃなくてもずっと寝てたいかもしれない。

睡眠障害

睡眠障害と聞くと眠れないことを想像しやすいですが、単に眠れないだけでなく色々な種類があるようです。よく聞くのは「不眠症」ですが、寝つきが悪い・夜中に目が覚めて眠れなくなる・数時間おきに目が覚めてしまう・早朝に起きてしまうといった状態があるようです。
また、逆に「過眠症」と呼ばれる、日中に強い眠気が生じる病態も存在するらしい。体内時計の乱れによって起こる「概日リズム睡眠障害」、例えば夜型化が強まり社会生活に支障をきたす「睡眠相後退症候群」などがあるようです。
「睡眠時無呼吸症候群」は、睡眠中に呼吸が止まり断続的に覚醒してしまうもので、心血管疾患とも関連が深いらしい。その他にも「むずむず脚症候群」や「レム睡眠行動障害」のように、身体の異常感覚や睡眠中の異常行動が主症状となるタイプも存在し、睡眠障害は単純な「眠れない」だけではなく色々な側面を持つ症状とのこと。

睡眠障害の原因

睡眠障害の原因は、大きく心理的要因、生活習慣要因、身体的要因の三つに分けられるらしいです。
心理的要因としては、仕事や人間関係のストレス、不安障害やうつ病などが代表的。こうした状態では、交感神経が優位となり脳が覚醒してしまうため眠りにくくなってしまうらしい。
生活習慣要因としては、シフト勤務や夜更かしによる生活リズムの乱れ、寝る前のスマートフォンやパソコン使用によるブルーライトの影響、過度のカフェイン摂取やアルコールの常用など。
身体的要因としては、肥満や加齢によって気道が狭くなることで睡眠時無呼吸が起こったり、パーキンソン病や糖尿病といった神経・代謝疾患も睡眠に悪影響を及ぼしてしまうらしいです。

睡眠障害の症状

睡眠障害の症状は、夜間の異常と日中の支障の両方に現れるようです。
夜間の症状としては、入眠困難(寝つきが悪い)・中途覚醒(何度も目が覚める)・早朝覚醒(早起きしてしまう)などの不眠。また悪夢、いびき、異常行動などもあるようです。
日中の症状としては、強い眠気・集中力や記憶力の低下・仕事や学業におけるパフォーマンスの低下が典型的らしいです。さらに、頭痛や全身の倦怠感・気分の落ち込みやイライラといった精神症状も起こってしまうようで、長期的に続くと、高血圧・糖尿病・心筋梗塞・脳卒中などの生活習慣病リスクを高めてしまうとのこと。

睡眠障害の対策

睡眠障害の対策は、その原因に応じて行われるようです。ただ素人が調べただけなので、最近うまく眠れないな、という方は試してみると良いかもしれません。状況が酷いならお医者さんに診てもらうことが大切だと思います。
対策の一つは「睡眠環境」の改善をすると良いみたいです。具体的には、寝る前のスマートフォンやパソコン使用を控え、就寝・起床の時間を毎日一定にする、寝室の温度・照明・騒音を調整するといった工夫が効果的とのこと。カフェインやアルコールの摂取を控え、日中には適度な運動や日光浴を取り入れることも体内時計を整えるのに有効らしい。心理的ストレスが関わる場合は、認知行動療法などで、睡眠に対する過度な不安や誤った習慣を修正することが重要です。
薬物療法としては、短期的には睡眠薬が用いられますが、依存や副作用を避けるため慎重な使用が必要らしいです。ただ最近は依存も少なく睡眠リズムを整えてくれるような良いお薬があるらしいです。

睡眠障害に関する実験・研究

睡眠の重要性を明らかにした実験を少し紹介してみます。
スタンフォード大学の研究では、被験者に短時間睡眠を続けさせると、反応速度の低下や注意力散漫が顕著になり、睡眠不足が「負債」として蓄積されることが示されました。これは「睡眠負債」の概念として広まり、現代人の慢性的な睡眠不足が社会問題化するきっかけとなったようです。睡眠アプリでも、睡眠負債という言葉を見ます。
シカゴ大学の研究では、被験者の睡眠を4時間に制限すると、わずか数日でインスリン感受性が低下し、糖尿病リスクが上昇することが示されたようです。
ペンシルベニア大学の研究では、1日6時間睡眠を2週間続けると、徹夜を2日行った場合と同等の注意力低下が生じることが明らかになったようです。
これらの実験は、睡眠障害が単に「眠れない」という問題ではなく、心身の健康を根底から脅かすものであることを科学的に示していて、脳波を用いた研究からは、深いノンレム睡眠が記憶の定着に不可欠であることがわかっており、学習や仕事の効率に直結するとのことです。

終わりに

睡眠障害は種類がいくつもあって、原因も心理・生活習慣・身体など様々。早めにお医者さんに診てもらうのが1番だと思います。今まで眠れたのに上手くいかなくなってしまうのはやはり何か原因があるはずですよね。ただ、夜通し遊んだりテスト前に徹夜をしたり、睡眠が余暇の一部になってしまっている空気感もあるような気はします。とはいえ、睡眠が重要なのは周知の事実でもあります。上手に睡眠と付き合ってしんどくない生活を送るのは、想像以上に大切なことなんだと思います。

さて、全く関係ないのですが、
17時間起き続けると、酔っ払いと同じくらいの認知能力になってしまうらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
モンスターエナジーよりレッドブル派です。

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