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記憶が操られる

3.研修・セミナー 2025.3.28

今日は人間の記憶が意外とあいまいで質問の仕方によってある程度操作されてしまうというお話をしてみようと思います。
記憶を操作するということは相手が思っていることを操作するっということだと思うので、営業や説得などの言葉選びを工夫すれば有利進められるかもしれません。

記憶改変実験

アメリカの心理学者エリザベス・ロフタスは1974年に、「交通事故の目撃記憶が、質問の仕方によってどのように影響を受けるか」を調べる実験を45人の大学生を対象に行いました。
〇手順
被験者に交通事故の映像(5~30秒)を見せる
その後、「車の速度」について質問するが、質問文の表現を5つの異なる言葉で変えた。
・2台の車が「激しくぶつかった」ときの速度はどれくらいでしたか?
・2台の車が「衝突した」ときの速度はどれくらいでしたか?
・2台の車が「ぶつかった」ときの速度はどれくらいでしたか?
・2台の車が「当たった」ときの速度はどれくらいでしたか?
・2台の車が「接触した」ときの速度はどれくらいでしたか?
それぞれ答えてもらい平均速度を求めます。

記憶改変実験の結果

質問の表現によって回答する速度に変化があった。
・2台の車が「激しくぶつかった」ときの速度はどれくらいでしたか?
 →平均速度65.2km/h
・2台の車が「衝突した」ときの速度はどれくらいでしたか?
 →平均速度62.8km/h
・2台の車が「ぶつかった」ときの速度はどれくらいでしたか?
 →平均速度60.9km/h
・2台の車が「当たった」ときの速度はどれくらいでしたか?
 →平均速度54.4km/h
・2台の車が「接触した」ときの速度はどれくらいでしたか?
 →平均速度50.8km/h

表現が強ければ強いほど速い速度を答えた被験者が多かったようです。

また追加実験で1週間後に「ガラスの破片があったか?」という質問をしたところ、実際にはガラスは無かったにもかかわらず「激しくぶつかった」の表現をされた被験者の32%がガラスがあったと答え、「接触した」の表現をされた被験者では14%しかそう答えなかったらしい。

終わりに

記憶がいかに曖昧で、後の情報に左右されやすいかが分かる実験だなと思いました。営業やコミュニケーションで相手の記憶に影響を与えるような言葉選びをすることで有利に立ち回るような方法が取れるかもしれないですね。
このような実験のおかげで、警察の尋問方法が見直されたり、物的証拠の重要度が増したり、更にPTSDなどの治療への応用もされたようです。
映像記憶能力が欲しいと思うこのごろです。

さて、全く関係ないのですが、
ニンジンは昔、紫色が主流だったらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
ニンジンのマリネがおいしいんすよぉ。

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