「ありがとう」のおかえし
まるで絵本になるかのようなタイトルですね。美しい。「ありがとう」と思うことをしてくれると人間はそれにお返しをしたくなる生き物なんだそうです。今日はそんなお話をしてみようかと思います。
好意の返報性
人が相手から好意を受けると同じ量の好意を返さないといけない、と思ってしまうようです。これを好意の返報性というそうです。
心理学者アロンが、過去8ヶ月以内に恋の落ちた学生を対象に理由を複数回答で調査しました。すると90%もの人が「好意を表明されたから」と答えたようです。他にも、外見・内面の良さ、性格の類似、一緒にいる機会、などの項目を選ばれていましたがダントツで多かったのは好意を表明されたから恋に落ちてしまった、というらしい。
親しくもない相手にいきなり告白されても警戒してしまいますから、普段からコミュニケーションをとり身も心も距離感を縮めておくことは大事なのかもしれません。告白されてから気になって好きになった、みたいな話もよく聞きますね。
返報性の原理
恋愛ウンヌンのお話をしたいわけではなく、お伝えしたいのは返報性の原理です。お返ししたくなるのは何も「好意」だけではなく、なんでもそうらしいのです。何かしてくれたら何かしてあげたい、と思うということ。これを返報性の原理と言います。これはビジネスにもすごく利用されていて、お客様や取引先、日頃のコミュニケーションにおいても知っておくと便利かもしれません。
試食・試飲をした後に何か買わないとな〜とちょっと思ってしまいますよね。これが返報性の原理が働いていて、無料でくれたから何かお返ししないとなぁとなってしまう。無料サンプルとかもそうです。もちろんラッキー程度のテンションでお返しウンヌンを気にしない人もいらっしゃるとは思いますが、費用対効果的にプラスなんでしょうね。
ホワイトデー返さないとなーもバレンタインの返報性が働いていますし、誕生日プレゼントくれた人には誕生日プレゼントを渡してあげたくなります。何も形があるものだけでなくて、丁寧な接客をされると次も来たいな〜と思うこれも返報性ですね。
終わりに
個人的な考えですが、返報性が働くのは「意外性」とか「特別感」が必要なんだと思うんですよ。「当たり前」に対して返報性は働かないような気がしています。例えば、接客は丁寧で当たり前、お客様は神様というのは当たり前、と思っている人は多分丁寧な接客をされても大して返報性は生まれない気がする。多少は生まれるのかな?ただどちらかというと自分が勝手に思っている当たり前を裏切られたと勝手に感じて、勝手に嫌悪だと感じ勝手にその嫌悪をお返しするパターンの方が多い気がする。こんなとこもう来るもんか、と。クレーマーってこんな感じなんでしょうかね。分かりませんけども。ただ返報するのは好意だけではなく嫌悪もそうですから、上手に扱いたいですね。嫌いな人に嫌われるのはむしろプラス。状況と関係にもよると思いますが。
物事を「当たり前」だと思わない生活のほうが、相手にお返しする機会も増えて所謂WIN WIN。幸せのハードルは下げられるだけ下げておいたほうが幸せになれるんでしょうね、きっと。当たり前か←
さて、全く関係ないのですが、
つま先を壁につけると背伸びができないらしい。
男性スタッフの越智でした。
@余計な一言@
背伸びを試してみようと思いましたが、カフェにいるのでギリギリやめておきました。
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