最強の一冊
さて、のんびり目標である読書ですが、本当にのんびり続けています。
以前のブログに次に読むのは「うらおもて人生録」と書きましたね。あれは嘘になっちゃいました。
気になるタイトルと謳い文句?的なやつに魅かれて違う本を読むという。のんびりにも程があっていいですね。
今日は杉井光 著の「世界でいちばん透きとおった物語」についてお話しようと思います。ネタバレ・匂わせ無しです。
最強の一冊
私の中でいちばん好きな本は「君の膵臓を食べたい」だったんです。あまり本を読まない私が最後まで泣きながら読むという。ストーリーがすごく好きでした。純粋に感動しました。
いちばん好きな本は更新されていないのですが、いちばん最強な本は新たに見つかりました。それがこの「世界でいちばん透きとおった物語」です。
まずこの本に出会った経緯から行きましょうかね。
なんとなく本屋さんに行こうと思い付きます。そして、せっかくだから何か1冊買ってみるか、と。そこで私は、ジャケ買いをしてみよう!と思い付きました。程なくして本屋さんにつき、少し賢くなったような気分で本を眺めます。最近のいい感じの小説みたいなコーナーの奥の方に平積みされていた「春っぽい風景のなかで、物憂げに見上げている少年が佇んでいる表紙」が目に止まりました。綺麗な絵だな〜みたいな感想しかなかったです。そして30分くらい物色しながらジャケ買いって難しいなぁーと思いながら、最初に目についたやつにするかと思い至ります。そして初めてその本を手に取りました。杉井光さん・・・浅学の私は存じ上げないお名前でした。そして帯?カバー?帯?みたいなところに「電子書籍化不可能!?」って書いてました。そんなわけないじゃん、と思った心が最終的な決め手でしたね。そんなわけないじゃんと思いながら、レジで263円のお釣りをもらい帰路につきました。
そしてこの本を本当にのんびり読み進めていきます。空き時間にちょいちょいと。1ヶ月くらいかかったのかな?のんびりにも程があって良い。ただ読むのが苦痛かと言われtるとそんなことなくて、普段本を読むだすと疲れて止めることが多いのですが、この本に関しては時間になったから止めることしかなかったです。めちゃくちゃ読みやすいしめちゃくちゃ面白い。どんどん読めるし、どんどん読めるのに内容が入ってこないところがない。分かりやすいしその分かりやすいストーリーがちゃんと面白い。
あらすじは、大御所のミステリ作家が亡くなった。女遊びがすんごくてその内の1人と子どもも作っていた。その子どもが主人公。そしてその父親が死ぬ間際にとある小説を書いていたらしく、その遺稿探しが始まる。みたいな感じ。
これだけだとふーん、へぇ・・・面白くなさそう、だと思うんですよ。私はそう思いました。ただ一つ「電子書籍化不可能!?」の言葉だけが気がかりで読んでみたら、思いの外面白いという。なんで読みやすくて面白いのかは私には分かりませんでしたが、とにかく読みやすくて面白いんですよ。信じてほしい(語彙力の欠落)
最強の所以
最初から最後まで物語(多分)として面白くて苦労なく寧ろ楽しみに読み進めていました。読書初心者からして「苦労なく」という時点で恍惚、「楽しみに」という時点で圧巻。
そして肝心の「電子書籍化不可能!?」の根幹に辿り着きました。大人になるにつれて独り言が多くなってきたのは認めますが、独り言にしては大変大きな声が出てしまいました。「えぇ・・・!??」と。ドン引きしました、凄すぎて。人生においてもこれほど衝撃を受けたことはほとんどない気がする。凄すぎて引くという経験も初めてだったかもしれない。本当にすごいし、恐ろしい。これは間違いなく電子書籍化不可能です。意味がない。ないとまでは言わないが、ないと言いたくなる。本当にすごい仕掛けがなされていました。普段兄に連絡を全く連絡をしない私が別件で連絡を取ったついでとはいえ兄に本をお勧めするという、冬に台風が来てもおかしくないくらい珍しいことをしました。感動的な映画を見ても翌日にはふわっと消えている感動が通常だと思いますが、1週間経っても興奮できるほどの衝撃でした。大袈裟でしょうか、それほどまでにドン引きしたんです。流石に最強。
終わりに
さてこれ以上書くとどうしてもネタバレしてしまいそうになるので、こんなところにしておこうと思います。いつも冷静沈着な私(何か?)が珍しくテンション爆上がりしています。
本当にオススメしたい作品なので、ぜひ読んでいただければ幸いです。
さて、全く関係ないのですが、
アンパンマンはお芝居が苦手らしい。
男性スタッフの越智でした。
@余計な一言@
冬に台風が来てもおかしくないくらい珍しくオススメした本をもし兄が読んでなかったら「ル」の部分消して「口」って呼んでやる。
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