164番目のセリフ

読書しました報告とせっかく読書したなら感想文でも書いてみようかなと思いました。
20代だけに限らず万人にオススメできる本だと思いました。
好きか嫌いかで言うなら、あまり好きではないです。ただひとつのセリフを除いて。

好きか嫌いか

上にも書いた通り、読んだ感想としてはこの本はあまり好きではないです。純粋に私には合わなかったですね。私はガラスのハートと豆腐メンタルのハイブリットなのですが、そんな私にとってこの本の数々の文章やセリフは眩しすぎて圧が強すぎた。読みながら心臓を直に掴まれてギュッギュッとされているような感覚でした。

それでもオススメできる理由

書いてあることはどれもすごくカッコイイですし、魅力的です。憧れるような人物像が沢山出てくる。それにこの本のキャッチコピーというかコンセプトはすごく好きです。帯にある言葉なので紹介しようと思いますが
「人生は忘れがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたかで決まる」
「たった三秒で終わった出来事でも、それがもし永遠に記憶に残るほどのものなら、それは永遠より長い」
確かになーって思えますよね。
また、この本には183もの知見が並べられています。そして多分この本を隅から隅まで愛して止まない人はそれほど多くないんだと思う。それでもこれほどに人気で評価が高いのは、183の中に最強に刺さるフレーズが1つは必ずあるからなのだと思う。人生を支えてくれるような言葉に出会えるからなんだと思いました。
私の場合は164番目のセリフでした。私は重要な選択を迫られた人に「どちらに転んでも必ずどこかで後悔するし、必ずどこかで楽しむことが出来る。だからといって軽んじて選ぶべきではないけど、真剣に挑んだ結果の未来にはオレは花丸をつけるよ」みたいなかっこいいことを言います。164番目のセリフには選択に対してにものでした。とても素直に届きとてもきれいに納得させてくれるようなセリフでした。。。いや、上手に表現できないですね。この素晴らしいセリフを言語化できるような表現力も知性も人間性も私には無い。隣の人が見ても「ふーん」くらいのセリフなのかもしれない。ただ私にはとてつもない勢いで経験したことのないほど優しく届いてしまった。
好きでもない本をオススメできる理由は、164番目のセリフを共有したいからです。ただそれだけ。

おわりに

ところどころこの知見良いなぁ！と思えるものもありました。2,3個くらい。183のうち2,3個！？と思うかもしれませんが、それについても終盤でしっかり回収してくれています。上手いなぁと思いました。
オススメされて読んでみた本なのですが、オススメしてくれた人もあんまりおもしろくなかったと言ってました。それでもオススメできる本です。好きでもないのにオススメできるすごい不思議な気分がしますが、その不思議さを経験するのもいいかもしれないですね。

さて、全く関係ないのですが、
引っ越しの段ボールが白いのは軽く見せるためらしい。
男性スタッフの越智でした。

＠余計な一言＠
次はうらおもて人生録ってやつにする。

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