仕草や反応から見抜く
今日は反射的にしてしまう仕草や表情、反応についてお話してみようかと思います。
意識してみてみると意外な発見があるかもしれません。
仕草や反応から見抜く
瞳孔の広がりに関する実験
アメリカの心理学者エッカード・ヘスによる瞳孔の広がりに関する実験です。
男女の被験者に「赤ちゃんの写真」「異性のヌード写真」「同性のヌード写真」「風景写真」の4枚を見せて瞳孔の広がりをチェックしました。すると異性のヌード写真を見た時に瞳孔が20%大きくなったというのです。
これを受けて興味のあるものや心地よいと感じるものを見ることで瞳孔は大きく開くということが指摘されています。つまり、瞳孔の開き具合で本当に興味があるかどうかを知ることができるということですね。
また別の実験では、若い男性に女性の瞳孔を拡大した写真と縮小した写真の2枚を見せたところ、多くの男性が瞳孔を拡大した写真に対して「女性的でかわいい」と答え、瞳孔が縮小した写真に対して「利己的で冷たい」と答えました。
瞳孔が開いていたら興味があることが分かる上に、さらに瞳孔が開いている人は魅力的に見えるということですね。瞳孔を大きく見せるコンタクトレンズもあるので過信は禁物ではありますが、一つの判断材料にはなり得るかもしれないです。
口元の正直さ
口元から感じる印象は、口元が緩んで開いているような人はだらしない印象を受け、口元がきりっと閉じている人は知的で緊張感に溢れている人という印象を与えるようです。口元が緩めば緩むほどだらしなく閉まれば閉まるほどきっちりしているということですね。
他にも与える印象として、
・唇をぎゅっと噛んだり口元をゆがめている→何かを我慢していたり後悔している
・会話しているときに口を固く閉ざしたまま→拒絶
・舌をぺろっと出す→拒絶、邪魔してほしくない
・唇をなめる→肯定
などなどあるようです。
高度経済成長期以降は食生活の変化により固いものを食べる機会が減りあごの筋肉が発達せず口元をしっかり閉じられない人が増えてきているようです。そうでなくても、口元まで意識していない人は多くなっていると思います。とくにコロナ禍でマスク慣れをしてしまったのは大きな要因の一つだと思います。マスクを外す機会も増えてきていると思うので、今一度口元を意識してみるのは良いかもしれないですね。
腕組みの意味
腕組みにも関係する自己親密行動という言葉があります。これは自分の手で自分の体や髪を触ることで不安や緊張、葛藤、不満などを落ち着かせようとする行動のことです。この自己親密行動は幼少期に親から頭をなでてもらった安心感を自分自身で再現しているらしい。ちなみに、自己親密行動が多い人は甘えん坊で依存心が高い人の可能性があると指摘されているようです。
腕は「自己保身」と関係する傾向があるらしいです。腕組みの自己親密行動の例を3つ挙げてみます。
・上体を逸らせ顎を上向きにした腕組み・・・自分を強く見せたい
・手を内側に入れた腕組み・・・拒絶
・体を抱え込むような腕組み・・・自己防衛、不安
コミュニケーション中に腕組みの仕草が見られたら少し警戒されていたりマイナスな印象を持たれている可能性があります。少しアプローチを変えてみるなどの対応をしてみるのが良いかもしれないですね。
終わりに
いかがだったでしょうか。分かりやすく判断できるものからじっと見ないと難しいものまでありましたが、知識を得ておけばそれを使うかどうかの選択ができますからあるに越したことはないですね。あくまで統計なので過信は禁物だと思いますが、それでも判断材料になり得るとは思うので上手に使っていきたいですね。
さて、全く関係ないのですが、
みみずには心臓が5-9個あるらしい。
男性スタッフの越智でした。
@余計な一言@
みみずこわいです。
*****************************************************************************
フィールHP
https://www.feel-inc.net/
お問合せフォームよりご連絡ください
*****************************************************************************
株式会社 フィールは、ブライダル事業と研修事業を行っている会社です。
司会のこと
結婚式場紹介やプロデュースのこと
婚活のこと
企業研修のこと
フィールがお手伝いできることきっとあります。
お気軽にご相談くださいませ。
☆司会者募集中☆
お問合せフォームよりご連絡ください
******************************************************************************