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姿勢を良くして自分を偽る

3.研修・セミナー 2023.8.4

今日は姿勢と気分についてのお話をしようかと思います。
相手に与える印象操作的なお話ではなく、自分の内面に与える影響です。なんにせよ姿勢がいいのはイイコト尽くしですね。

姿勢を良くして自分を偽る

姿勢が気分に与える影響の実験

ハーバード大学の社会心理学者エイミー・ガディの実験です。
男女の被験者に1分間ずつポーズを取ってもらい、その後にホルモンの測定や気分の調査をします。
・Aチームの被験者
とあるドラマや映画に出てきそうなエグゼクティブのように横柄な態度で座ってもらう。手を頭の後ろに回し、身体をのけぞらせて足をデスクの上にのせる。パワハラ社長的な座り方ですね(言い方。。。

・Bチームの被験者
手をひざの上にのせ、肩をすぼめて座ってもらう。自信のない陰キャっぽい座り方ですね(言い方・・・

姿勢が気分に与える影響の実験の結果

・Aチーム
テストステロンの値が上昇し、コルチゾールの値が減少しました。またそれっぽい気分にもなり、賭けにも積極的に参加する人が目立ちました。

・Bチーム
テストステロンが大きく減少し、コルチゾールが増加しました。緊張感が強くなり無力感を覚え、賭けは拒否する人が目立ちました。

テストステロンとは、男性ホルモンの一種で、昔で言うところの男らしさに作用します。テストステロンが増加すると、優越性・競争心・リーダーシップなど、たくさんの能力が上がります。
コルチゾールとは、ストレスを受けると分泌量が増えます。これが増えると、うつ病や不眠症などのストレス関連疾患のリスクが高まります。

姿勢が気分に与える影響の実験の結果を経て

偉そうな姿勢を取ると偉そうな気分になり、自信がないような姿勢を取ると自信がないような気分になってしまうということですね。ホルモンの分泌は意識的には出来ないので、無意識にそうなってしまうようです。自信のあるような姿勢を意識すると自信がついたような気分になれるのは良さそうですね。ただ、落ち込んだ時には落ち込んだような姿勢になってしまうときもあると思うので、そうなってしまうと知らず知らずのうちに気分もどんどん落ち込んでいってしまう・・・と。
実験にもあるように、堂々とすると雄性ホルモンが分泌されて元気になるし、背中をまるめるとストレスホルモンが分泌されて憂鬱になってしまいます。これは、姿勢から気分や調子を整えることも出来そうですが、姿勢のせいで気分や調子が崩れてしまうこともありそうですね。
逆手に取ると、落ち込んでいるようなときに、無理にでも姿勢を良く胸を張るとホルモンが分泌されて少しだけかもしれませんが元気になれるかもしれないですね。例えばお仕事でどうしても弱気になったり不安になったりするときがあると思うんですが、そういう時こそ胸を張って堂々とすることが大切ですね。何となくそうしないといけないということはだいたいの大人が分かっていることだと思います。ただ、簡単にでも理屈が分かっているとその行動により一層の説得力がでたような気もしますね。
個人的には有効活用していきたい情報でした。

さて、全く関係ないのですが、
マンボウの99.99%は大人になれないらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
私は・・・マンボウなのか・・・?

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