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動物とストレス

3.研修・セミナー 2023.6.23

今日は動物とストレスの関係性について、面白そうな話題を見つけたので紹介しようと思います。
ねこのゴロゴロ音はストレスを低減させる~みたいなの聞いたことあるかもしれませんが、そういうお話です。たぶん。

動物とストレス

動物とストレスの実験

実験1
ワシントン州立大学の人間発達学准教授のパトリシア・ペンドリーさんの研究チームはランダムに抽出された249人の学生を4つのグループに分け、だ液中に含まれるコルチゾールというホルモンの量を朝と実験の10分後と実験の25分後の3回測定することで、学生のストレスを定量的に測定しました。このコルチゾールはストレスレベルを測定する指標となっているようです。
第1グループは10分間は、犬や猫と触れ合う。
第2グループは10分間、別の人が動物と遊んでいる様子を見る。
第3グループは10分間、スライドショーで動物の画像を見る。
第4グループは、もうすぐ動物たちと会えますよ、と伝えられ10分間放置。

実験2
英リーズ大学と西オーストラリア州の観光当局と提携して行った研究。
被験者に可愛い動物の画像や動画を30分視聴することで、血圧や心拍数、不安にどんな影響を与えるか。この30分の動画には、子猫・子犬、クアッカワラビーなどの動物が登場。クアッカワラビーは世界一幸せな動物と言われているそうで、西オーストラリア州に生息するらしい。

動物とストレスの実験結果

実験1
第1のグループは、朝のコルチゾール測定では普段と同じように見受けられたが、実験後の測定では、他のグループよりコルチゾールレベルが低下していたようです。動物と触れ合うことでストレスの緩和につながったということですね。

実験2
全ての被験者で、血圧・心拍数・不安が減少。心拍数は約7%もの減少が起こり、不安についてはSTAIによる検査で35%もの減少がみられたようです。

動物に触れ合うことが無くとも、動物を映像でも見ることによってストレスの緩和に繋がるようです。
ペットを飼っている方はそれだけで愛しくてたまらないペットちゃんたちにすんごく癒されている、ということですね。
考えてみれば、確かにペットとの触れ合いにおいて「癒し」という言葉をよく使うしよく聞きます。明確な根拠などはなくても、癒されている実感がやはりあるのでしょうね。
ペットは偉大です。


さて、全く関係ないのですが、
15年以上市長を務めていた猫がいるらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
かわいいペット特集みたいなテレビみると、無性に我が家のペットにあいたくなる現象は何という名前なのでしょうか?愛でしょうか。

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