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Identity

3.研修・セミナー 2023.5.26

今日はアイデンティティについてのお話をしてみようと思います。
個人的にこの言葉は小学生の時よく分からなかった言葉ランキング第一位でした。

Identity

アイデンティティとは

アイデンティティとは自分が自分であることや、自分が周りからこういう風に認識されている、といった自己認識のことです。自我同一性とか存在証明とかとも言われたりするらしい。
自分らしくあるために大切にしていることはその人にとってのアイデンティティでしょうし、周りから優しいって良く言われるんです~っていう自分は優しいと思われている、というのもその人にとってのアイデンティティです。
そんなアイデンティティには2種類あるらしく、「個人的アイデンティティ」と「社会的アイデンティティ」です。

個人的アイデンティティとは

小学生の時に良く言われるアイデンティティはこの個人的アイデンティティのことで、内的特徴からとらえた自己認識のことです。上記の自分は優しいと思われている、とか、好きなことや性格そのものなどが当たります。ポジティブとかネガティブとか。たこやき好きとか。梅干しきらいとか。そういう自分の内面からとらえられる特徴のことを個人的アイデンティティと呼ぶそうです。

社会的アイデンティティとは

集団や社会的カテゴリーから捉えた自己認識のことです。〇〇社の~とか、〇〇高校出身の~とか。性別や国籍も含まれます。集団に所属することとアイデンティティにどう関係があるのかと言うと、その集団が評価されることで自分の自尊心が満たされると言われているようです。
この社会的アイデンティティは自分が所属している集団はいい評価を得てほしいと思うものです。自分が満足して所属している集団・グループに対して悪く言う人はあんまりいませんよね。
ちなみに満足していない場合は、他の集団に移るか、満足していない差の部分を無くそうと努力するか、もっと悪いとこあるしなーと認知を変えるか、そういった行動に出るようです。
ちなみに高校野球が盛り上がる理由の一つがこの社会的アイデンティティらしいですね。私は高校野球あんまり興味が無いですが(野球部だったのに)それでも愛媛県をなんとなく応援したくなるんですよね。母校が出ようものならやっぱり応援するし試合も見ちゃうかもしれない。これが、出身という社会的カテゴリーが評価されることで自分もスゴイ感を得ようとしているというころですね。

終わりに

子どもの頃は大人になったら勝手にアイデンティティとかいうカタカナが勝手に出来上がって勝手に大人とか言うニンゲンになって社会科じゃないシャカイに出かけるようになって気付いたらお嫁さんが出来てて子どもが出来ててみたいなことを想像していましたけどね。結局いつその自分が自分なのかを認知するかによって大人になる角度みたいなのが決まっていくのかなーって今は思いますね。とはいえ壁のような急な角度が出来ててそれによって出来上がった大人が素晴らしいかといわれたら多分そうでもなくて横から見たら直線だけど実は蛇行してたりとか螺旋状だったりとかしているかもしれなくてミチの半ばで自分を終えちゃう場合だってあるしそんな急角度を上がった先には誰もいなかったりちょっと踏み外したら立ち直れなかったりするんですよね。結局自分以外の人が自分を作ってくれることが多いんじゃないかなと私個人的には思う次第でした。

さて、全く関係ないのですが、
スイカは種の方が栄養価が高いらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
スイカの種マジか。

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