株式会社フィール
blogブログ

勘違いの適応力

3.研修・セミナー 2023.5.19

今日は無意識の適応力についてお話しようと思います。
事実かどうかより事実だと思うかどうかの方が大切。

勘違いの適応力

勘違いの実験

教育心理学者ロバート・ローゼンタールとレノール・ヤコブソンの実験です。

小学校の全校生徒に対し年度初めと年度終わりにテストを行います。
年度初めのテストのあと、ランダムに選んだ何人かの生徒について「この人たちはテストの点数がずばぬけて高かった。才能がある。」と教師に伝えます。(生徒にはつたえてないです)
そして年度終わりに再度テストを行います。

勘違いの実験結果

ランダムに選ばれたはずの生徒たちの成績が増加していました。
「できる」と思われた人は「できる」がリアルになるように周りから扱いを受けるようです。確かに「この人はできるよ」と言われた人が出来てなかったら「あれ、今日はなんで出来てないんだろう」と原因を探ろうとしてしまうような気がします。
要は事実でなくても「そういう勘違い」をしてしまうことにより、相手が「そういう風に」なるように無意識に図ってしまう、ということらしいです。
無意識での出来事なので自分のことで応用するのは難しいかもしれないです。他の人を巻き込むとしても場合によってはウソをついていることにもなるのでコミュニケーションのすれ違いなどもおこるかもしれません。ただ、そういう懸念事項に注意をしておけば、他人のパフォーマンスを上げることに使える場面が出てくるかもしれないです。

終わりに

勘違いは意識的にできず、無意識に行ってしまうものだと思います。だからこそ本来なら注意すべき勘違いのはずですが、こういう使い方が出来るとなると勘違いの力はすごいですね。なんとかして応用できないものか。
上の実験でいうなら、優れている教師は、勘違いをしなくとも同じように点数をあげることは出来ると思いますし、それが本来の姿だとも思います。しかしながら、優れている人もいれば優れていない人もいればまだ優れていない人もいますから、上手に利用できる場面があるといいのかなぁと思います。

さて、全く関係ないのですが、
郵便ポストは約9万円らしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
かならずしも悪者ではないという。

*****************************************************************************
フィールHP
https://www.feel-inc.net/
お問合せフォームよりご連絡ください
*****************************************************************************
株式会社 フィールは、ブライダル事業と研修事業を行っている会社です。
司会のこと
結婚式場紹介やプロデュースのこと
婚活のこと
企業研修のこと
フィールがお手伝いできることきっとあります。
お気軽にご相談くださいませ。

☆司会者募集中☆
お問合せフォームよりご連絡ください
******************************************************************************