他のグループと仲良くなる方法
自分がいるグループは好きになりやすくて、自分がいないグループは嫌いになりやすい。
これを集団間葛藤というそうです。
この集団間葛藤の解消の仕方についてです。
他のグループと仲良くなる方法
泥棒洞窟実験
社会心理学者のシェリフ夫妻による実験です。
アメリカのオクラホマ州にある泥棒洞窟というキャンプ場で行われました。期間は3週間。
10代前半の少年たち20名ほどを集め、実験のために指導を受けた大人が複数人付き添います。
その20名を2つのグループに分けますが、少年たちにお互いのグループの存在は知らされていません。
そして次の3段階に渡って行われました。
1.仲間意識を強くさせる
→キャンプ場での共同生活を通したり、時にハイキングをしたり、1週間ほどの期間で仲間意識を強くさせます。
2.グループ同士を対立させる
→もう一つのグループの存在を教えられ、近いうちに競技で対戦することを告げられます。
3.集団間葛藤の解消を試みる
→交流をしたり、共通の目標を設けたりします。
泥棒洞窟実験の結果
1の仲間意識を強くさせる段階では、自グループに名前を付け愛着をより深めていきました。
2の集団同士を対立させる段階では、野球や綱引きをしました。少年たちは相手グループに勝つために個人の役割を明確化したり、勝利にこだわるようになりました。さらには、ほとんどの少年が自分のグループのメンバーを肯定的に評価していたが、相手グループに対しては否定的に評価していました。つまり、集団間葛藤が助長されています。
3の集団間葛藤の解消を試みる段階では、まず交流が行われました。食事や映画鑑賞を集団同士が交流して行うことで、葛藤の解消を試みました。ですが、これは逆効果で残飯の投げ合いや罵り合いが発生し、より葛藤は強まることとなりました。
次に、お互いが協力しないと達成できないような目標を導入しました。故障した飲料水貯蔵タンクの修理や動かなくなってしまった水を運び上げるトラックの救出など、水不足が絡んだ死活問題です。この目標導入が功を奏し、グループ間で協力しこの目標を達成することが出来ました。すると、グループ間の罵り合いが減少しました。この目標が達成された後では、相手グループを肯定的に評価する少年たちが増えていたようです。
つまり他のグループと仲良くなるためには、協力しないと達成できないような目標を見つけ達成することです。ハードル高すぎませんかね。グループ間の因縁を断ち切るためには高難易度プロジェクトにそのグループを放り込んでしまえばいいのかもしれないです。
さて、全く関係ないのですが、
カンガルーの誕生日は生まれた日ではなく、母親の袋から顔を出した日らしい。
男性スタッフの越智でした。
@余計な一言@
誕生日とは。
***************************************************
フィールHP
http://www.feel-inc.net/
お問合せフォームよりご連絡ください
***************************************************
株式会社 フィールは、ブライダル事業と研修事業を行っている会社です。
司会のこと
結婚式場紹介やプロデュースのこと
婚活のこと
企業研修のこと
フィールがお手伝いできることきっとあります。
お気軽にご相談くださいませ
☆司会者募集中☆
お問合せフォームよりご連絡ください
****************************************************