株式会社フィール
blogブログ

大統領から6人

3.研修・セミナー 2023.2.24

今日はSNSが誕生するきっかけになった実験についてです。
世間は意外と狭い、は世界共通。

大統領から6人

SNSのきっかけになった実験

社会心理学者のスタンレー・ミルグラムの実験

1.アメリカのネバダ州とカンザス州に住んでいる196人に手紙を渡す。 
2.196人はこの手紙をネバダ州・カンザス州から1350マイル(約2100km)離れたマサチューセッツ州・ボストンに住む目標の人物に届けるという課題を課される。 
3.目標人物への手紙の届け方には制限があり、郵便で送ることはできず、知人に手紙を託し、 さらにその知人が知り合いに託し・・・という形式で「人づて」で届けなければならない。 また、その知人は氏名・年齢などを把握し、実際に会ったこともある直接的な知人に限定される。 

SNSのきっかけになった実験の結果

実験の結果、介在者数の平均は6.2人でした。
ただ、最終的に目標人物に辿り着いた割合は約22%であり、7割程度が目標人物に到達できずに終了してしまいました。
「大統領から6人」という言葉がアメリカで都市伝説的に言われていて、これは知り合いの知り合い・・・というのを辿っていくと6人以内に大統領に辿り着く、というものです。都市伝説だったはずが、そうでもなさそうです。このミルグラムが行った実験やその結果は、スモールワールド仮説とよばれ、6人を介在させることで全くの赤の他人とも繋がりができることを六次の隔たり(Six Degrees)と呼ばれるようになりました。

ミルグラムの実験はインターネットが普及する以前に行われたものでした。その後、インターネットが誕生し、普及しながらSNSが誕生していくことになります。
スモールワールド仮説や六次の隔たりという現象は、インターネットでより簡単に実現可能なのではないか・・・?という考え方になったらしい。
そのため、SNS誕生の最初期のサービスの1つが「Six Degrees.com」であり、そのものずばり「六次の隔たり.com」という名称でした。また、日本発の最初期のSNSサービスである「GREE」もまた、六次の隔たりの英語名に由来するものとなっているようです。 

さて、全く関係ないのですが、
お医者さんが手術の時に緑色の服を着るのは、目を疲れにくくするためらしい。血液の赤色の反対色だからどうのこうのらしい。
男性スタッフの越智でした。

@余計な一言@
私から6人以内に川口春奈さんがいるということですね(ちょっと違う
***************************************************
フィールHP
http://www.feel-inc.net/
お問合せフォームよりご連絡ください
***************************************************
株式会社 フィールは、ブライダル事業と研修事業を行っている会社です。
司会のこと
結婚式場紹介やプロデュースのこと
婚活のこと
企業研修のこと
フィールがお手伝いできることきっとあります。
お気軽にご相談くださいませ

☆司会者募集中☆
お問合せフォームよりご連絡ください
****************************************************