疑問文でコントロール
今日は、疑問文を上手に使うことで相手も自分もコントロールしやすくなるかも・・・についてです。
心がけたい。
疑問文でコントロール
イリノイ大学のイブラヒム・シネイたちによる実験
被験者たちにアナグラムに取り組んでもらいます。ちなみにアナグラムとは文字の順番を入れかえて別の単語をつくる遊びのこと。
そのアナグラムに取り組む直前の1分間にチームごとに違うことをしてもらいます。
Aチーム・・・「私はやる」といい聞かせる。
Bチーム・・・「私はやるかな?」といい聞かせる。
そしてアナグラムに取り組んでもらう。
実験の結果
Bチームの方がAチームより平均して50%多く課題を解いた。
「私はやるかな?」と自問してから「やる」ことによって成果が上がったということですね。
肯定文よりも疑問文のほうが、答えとモチベーションを引き出す助けになりそうです。
疑問文の効果
たとえば上司から、「これやっといて」「あれやっといて」「これをお願いします」と言われると「かしこまりました」と言うと思います。これは、言われたからやる、ということになってしまいますね。
ただ「これをお願いできる?」と聞かれると、「はい、やります」と自分の意志を経て答えることになります。どうやら、この自分の意志を経ることによって説得力が強くなりやる気もでてくると。
これは上記の実験にもあるように自分にも当てはまります。少し面倒なことや取り掛かるのに体力精神力があることに対し「ヤラナキャ・・・」と思うより「そろそろやってみる?」と自問すると良いということですね。
やるべきことややってほしいことに対して、疑問文を上手に使うと自分も相手もコントロールしやすくかつ効果も高いのかもしれないです。
さて、全く関係ないのですが、
ローラースケートの開発者は初めて滑った時、止まり方を考えておらず重症を負ったらしい。
男性スタッフの越智でした。
@余計な一言@
熱くなってきたときほど重要かもしれない。
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